2011年12月19日月曜日
世界と伍すためには
「勝負哲学」 岡田武史×羽生善治
★名言その1
世界と伍すためには、世界と同じやり方をしていたらダメで、
世界と異なる自分たちの特殊性を強化、拡大する方向に行かなくてはいけないと
思うんです。グローバリズムの中で真に強みを発揮するのは、
「他にはない」というローカリズムですよ。
★名言その2
損ねたものを挽回しようとするより、まだ残っているものを見失わないようにする。
2011年12月13日火曜日
フレーダーマウス
その中でも自分の感性から見てきれい(かっこいい。見栄えがする)と思うのがいくつかある
・北極の海底地形図 (特に3次元の模型)
・ロサンゼルス湾 (陸上の写真と地形が表示)
・Tahoe 湖
枠とか文字のフォントとか細部まで丁寧に描かれている。
完成度が高い。
英語だからかっこよく見えるのもあるが・・・
同じデータでも見せ方によって、印象ってぜんぜん違うもん。
日本帰ったら、こういう少しかっこいい図を作りたい。
興味を持ってもらったり、驚きを提供することも大事。
Tahoe 湖の絵を作ったジムに、さっそく聞いてみる
自分「Tahoe 湖のポスターきれいですね。どんなソフトで描いたんですか?」
ジム「おー、これはフレーダーマウスで描いて、フォトショップで文字を入れた」
自分「フレーダーマウスで緯度、経度の線って書けるんですね」
ジム「できるよ。教えて欲しかったらまた部屋においで」
バックスキャターもフレーダーマウスのFMGTで処理しているとのこと。
カリスでも処理できるが、自分は知らない。
フレーダーマウスが簡単で良いとのこと。
先週4日間の、フレーダーマウスの講習を受けて、いろいろな機能に感動してしまった。
陸の写真(Geotiff とか) と海底地形図を簡単に同じ画面に表示できるところも。
やっぱり、海底地形図だけだと、実感がわかないけど、陸の写真とか入れると
すごく身近に感じるんだよね。
とりあえず、フレーダーマウスを使いこなせるようになろう。
2011年12月4日日曜日
2011年12月1日木曜日
NYの自然史博物館
ニューヨークの自然史博物館へ行って来た。
そもそも、このNYトリップはOISS(留学生の世話をする部署) が企画した旅行。
UNH-NY間の往復バスを、35ドルと破格の値段(普通150ドル)で学生に提供してくれる。
たぶん授業料の一部が使われているんだろうな・・・。
朝5時にUNH発、11時にNY着、自由時間、夜8時半にNY発、深夜2時にUNH着、
という強行スケジュールだった。
自然史博物館へ行った目的は一つ。
「恐竜の模型を買いたい」
経緯を書くと、
Geological Oceanography の授業を教えているジム・ガードナーの部屋には
木製の恐竜の骨格の模型が飾ってある。
こういうアナログな感じがなんとも良い。
Midterm Paper の助言を聞きに行ったある日、ジムに聞いてみる。
自分「これはナイスだけど、なんていう恐竜ですか?」
ジム「おー、これは Plesiosaurus と言って、水中と陸上で暮らす恐竜なんだ。
人生の半分を陸上の地質に、残りの半分を海洋の地質に費やした自分と似ているんだ」
自分「どこで買ったんですか?」
ジム「昔、奥さんが結婚記念日にくれたんだ。たしか自然史博物館だったような」
なんて素敵なエピソード、そして素敵な奥さん。
感動。
そしてついに、NYの自然史博物館へ行く機会を得た!
展示されている、めちゃめちゃ大きくてかっこいい恐竜の骨格に感動。
肝心の模型を探すべく、お土産屋を探しまくるも売っていない。。。
ジムが、たしか30年前ぐらいって言っていたからさすがにないのかもと思う。
ほぼすべてのお土産屋を探すもなかったので諦める。
代わりに「石」を購入。
Sale ! と書かれていたので値段を見ると99セント!
切り方が無骨でナチュラルな感じでとてもいい。
説明が書いていないので何の石か分からないが、4つ購入。
さっそくジムに聞いてみる。
自分「先週、自然史博物館に行ったんですけど、恐竜なかった。でも石を買ったんです(見せる)」
ジム「Oh-! Beautiful (嬉しそうに机の引き出しからルーペを取り出して観察)」
以下、ジムが教えてくれた鉱物についてのメモ
★白と青が混ざった石 (写真左上)
青色・・・ソーダライト (sodalite)
灰色と白色・・・珪岩 (quartzite)
★深緑と黒が混ざった石 (写真左下)
Metamorphic rock called Mica schist
雲母片岩と言う変成岩
金色・・・金雲母 (phobotite)
ブラウン色・・・黒雲母 (biotite)
緑色・・・普通輝石 (augite)
灰色・・・石英 (quartz)
★ピンクと赤紫が交互に層になった石 (写真右下)
ピンク色・・・チャート(確かそう言っていたがうろ覚え)
赤色・・・鉄
あと一つは分からないと言っていた。
鉱物は説明してくれる人がいると、けっこう楽しい。
金田さんが夢中になるのも少し分かる。
2011年11月14日月曜日
X Party @ Bri's house
Xというのには複数の意味があって
・中間試験が終わった
・私たちは幸いにも船に乗っていない
・誕生日を迎える人がいる
・特にすることがない
いわば何でも祝おうということです。
アメリカのパーティーは初めて。
何があるんだろう〜と楽しみで参加。
ブリのお家はドーバー。
車を持たない我々はUNHのバスで行く。
5時開始。
ミレバ(英語の先生)がアメリカのパーティーは遅れて行くのが普通、
と言っていたので6時半に行った。
手みやげにダンプで赤白、2本のワイン
とAsian Mix Nuts なるものを購入。
40ドル。
アメリカはお酒を買うのにID(免許証とか)が必要。
IDを持たない自分はわざわざパスポートの現本を持って行かないとダメ。
超ウルトラめんどくさい。
だからアメリカ来てからお酒飲まなくなったんだよね。
Central Ave @ Oak street というとこでバスを降りて
真っ暗な道を地図を頼りに歩く事10分。
ブリのお家、発見。
車がたくさん停まっていたのですぐ分かった。
同じぐらいの年齢なのに素敵なお家を持っている。
自分は8帖一間の狭いバブコックなのに!
良いソファーもいっぱいあって、薄型テレビもある。
ブリ金持ち!
船乗っているから当然かな。
既にたくさん人が集まっていた。
ビールを飲んで、用意されていたハンバーグやサラダ、
ソーセージをたくさん食べる。
広い庭もあって焚火をしている。
これまた超素敵。
いいなー。
焚火って最高。
自分も焚火できる環境に住みたいな。
スノーピークの焚火台買おうかな。
みんなで焚火を囲んでおしゃべり。
といってもみんなが話す言葉は相変わらず理解できない。
隣にいたクリスとハイキングについて語る。
東海岸はアパラチア山脈があってハイキングするとこはたくさんある。
来年の6〜7月は雪も解けているらしいので行こう。
クリスとシーシェパードについて語る。
クリス「捕鯨は日本の一部であって、みんながやっているわけではないね。」
南「そうそう。昔はクジラを食べていたので鯨を殺していたけど、今はしてない」
なんかいろいろ話したけど覚えていない。
最後に両方に正義があるよね。
どっちが正しいか分からないよね。
と言って終わった。
ブリはUNHに来る前に調査船「ハスラー」に乗っていたらしい
(ハスラーと5回ぐらい言ったけど通じなかった。発音のせい?難しい)
3年前くらいに、自分が「NOAAにこんな新しい船が出来るんですよ!」
とハスラーを紹介したことがあったので、ブリに聞くと、渋い顔。
どうもハスラーは故障続きでまだちゃんと動いていないらしい。
ミシシッピで建造された後、1回もサーベイすることなく修理へ。
今はNolfolkのドックで修理中。
入札で一番安い値段を提示したメーカーが、超ダメなメーカーで、
電気系統のトラブル、火事も起きたりで
ぜんぜんダメだったらしい。
ブリの顔が超渋いので、いかに苦労したかが伝わる。
入札で安い値段のところに決めるのは日米同じシステムのよう。
でもこれって本当に良くないんだよね。
だって初めは安く入札しても、その後に故障して修理してたら
船は使えないわ、修理費用がかかるわで結局高くつくもん。
どうにかならんかね。
後は中国の海洋権益を巡る最近の出来事をGEBCO研修生みんなで
言い合う。アメリカのみんな、ぜんぜんこの事を知らない。
ベトナムのサイズミックケーブルが切られた事件も知らない。
あまりの知らなさにびっくりした。
東南アジア情勢、国際社会に伝わってないんだ。
ちゃんと発信していかないと。
ブリのおじいちゃんは狩猟をしていたらしく、
ビーバーの皮で作ったファーを形見に持っていた。
着せてもらうと超重い。
でもあったか。
貴重なものを見せてもらったぜい。
9時半の帰りのバスに乗ってDurhamへ。
帰りのバスでクリスと話す。
彼女がいるらしく、クリスマスにプロポーズするんやって。
24歳で、大学卒業後、1年間、ロードアイランドの大学に通う彼女と暮らして、
今年から大学院に進学した彼。
彼女は動物のバクテリアとかを研究していてキューバの大学院に進むらしい。
なので結婚しても来年から遠距離。
お互いPhDを取るので環境が同じでいいよねー、なんて言っておいた。
いいなーいいなー。
Durhamに10時頃着いて
日記を書いて就寝。
2011年11月11日金曜日
ショットガン
AirMarというトランデューサーを作っている会社を訪れた。
マットさんが運転するGovernmentの車に便乗。
「アメリカでは助手席って何て言うの?」と聞くと
「ショットガンって言うんだ」と思いもよらぬ答えが。
なんとかシートじゃないの?
ショットガンと始めに言った人が助手席に乗れるらしい
でも車のある屋外に出てから言わないとダメというルールがある。
まあともかくUNHからAirMarまでの1時間ちょいのドライブで
マットからアメリカの事情をいろいろ教えてもらった。
・アメリカでは運転免許は16歳から。
みんな16歳になると免許を取る。高校も車で通える
・NOAAから修士を取りに来ている派遣学生は毎年2名選抜。
Competition(競争)らしい。Applyしないとダメ。
学費、給料はもちろんのこと、家賃の他、食費も支給。
1名はCivilian、1名はMilitary-like(船を動かす人、NOAA Corps)から。
マットはCivilian、ブリアナはMilitary-like。
・ブリはNOAAの測量船「Fairweather(フェアウェザー)」「Hassler(ハスラー)」に
乗っていた。UNHに来る前はアラスカにいたらしい。
・マットの場合、NOAAの採用試験は電話インタビューのみ。
Navyでの経験を聞かれたらしい。日本のGovernmentのシステムとは異なる
・アメリカのGovernmentはだいたい8時間ちょい勤務
Private Companyだと残業はあるが、Governmentはほとんど残業しない。
1ヶ月間、毎日午前3時まで働く橋本くんのことを言ったら
「Not healthy」「Die」とか言っていた。
健康的でないし、死んじゃうかもしれないのは分かっていても働く省庁。
このとてつもなく変な文化をどう説明すればいいんだろう。
・地球科学を専攻する学生は就職先があまりないらしい。日米共通。
AirMarは説明が英語やし(当然やけど)早くて全然理解できなかった。
でもトランスデシューサーの製作過程を見れて楽しかった。
モハメッドのバースデー。
(ソーがバッドデーと言うので悪い日かと思ったぜ。聞き間違い)
チキン料理を振る舞ってくれた。
食べ過ぎて夜中に胸焼けのような気持ち悪さで目が覚めた。
2011年11月8日火曜日
高得点
結果は・・・200点満点の193点!
やったぜい。
ほぼ1ヶ月かけて Marine Heat Flow について書いた甲斐があった。
正確に配点を記すると200点のうち、
100点が Technical Part に振り分けられていて、ここで98点、
100点が Writing Format に振り分けられていて、ここで95点を獲得。
Technical Part の-2点は「論文から引用した図の説明が不十分」
Writing Format の-5点は「引用文献の書き方が一部間違っていた」
この Midterm Paper の目的の一つは、
正確な論文の書き方を学ぶことなので、
英語のスペルミス、誤った英語表現、誤った引用の仕方をすると
容赦なく点が引かれる。
GEBCO 研修生6人のうち答案を受け取れたのは、3人だけ。
残りの3人は内容がひどかったせいか答案を受け取れない。
研修生の責任者のところに結果が回されて協議するみたい。
残りの3人の顔を見るとあきらかに動揺していて少しかわいそう。
午後の同授業のセミナーの時間、教授が本当に珍しく怒り口調で、
レポートの書き方について注意していた。
・ 数字には必ず単位をつけろ。数字と単位の間はスペースを入れろ。
・ 論文を引用するときは必ずオリジナルを手に入れて、読んで理解しろ。
・ 論文を引用しているテキストを引用するのでなく、論文そのものを引用しろ。
・ 引用文献のフォーマットは渡したHand out に従え。
論文を書く上で当たり前のことができていない学生(特に我ら研修生)が
多かったみたいで怒っていた。
オリジナルの論文を手に入れずに、Web の abstract だけ読んで引用する研修生がいたので
自分もそいつに注意したんやけど
「大丈夫、問題ないよ。それに今はオリジナルの論文を読んでいる時間がない」
と訳の分からない答えが返ってきたので、ブチっと来て、
「あーそうですか、どうぞ勝手に」という感じで見過ごしたのだ。
やっぱり強く言っておけば良かったのかな。
このMidterm Paper は成績の15%を占めるに過ぎないけど、
高得点を取るとやはり嬉しいし、気持ちいい。
悲しいかな次の Midterm Paper が課された。
(いつになれば Midterm は終わる?)
次は「Siliceous sediment(ケイ質堆積物)」について。
また Midterm Paper と格闘する長い1ヶ月が始まります。
2011年11月6日日曜日
トマトと卵炒め
先週 Geological Oceanography の Midterm-Paper (Marine Heat Flow)を
やっと終えたのに、その日に課されたのが Midterm-Exam 。
どう違うんだ!と突っ込み入れたくなったが仕方ない。
しかもこのMidterm-Exam 成績の30%を占める重要な試験。
Take home Examなのでテキスト見ながら出来るんやけど
いかんせん量が多い。
10問。
さらに今週 Ocean Measurement の新しいレポート。
Pressure gauge(圧力計)とRadar gauge(レーダー計測)で計ったタンクの高さを
基準面からの高さに置き換える実験。
実務的で楽しいからいいんやけど、締切りまで1週間ないし。
辛い。
でもこの1週間、朝の7時から11時まで頑張ったおかげで
Midterm-Exam の方はほぼ終了。
1週間ぶりのクッキング。
中国人留学生がいつも作っていておいしそうなので真似た。
トマトと卵炒め。
大学4年生、中国を旅行していた時よく食べた懐かしい味。
中国語での読み方(シーホンスーチャオチータン)も覚えている。
それに玉ねぎとキャベツと椎茸の味噌汁。
和食最高。
2011年10月31日月曜日
2011年10月30日日曜日
1ヶ月ぶりの休日
まじしんどかったぞー。
朝7時から夜12時までずっとCCOMでレポートと格闘する毎日。
・Geological OceanographyのMidterm-Exam
・Fundamentals of Ocean MappingのAcoustic Laboratory2のレポート
・Fundamentals of Ocean MappingのMidterm-Exam
・Ocean MeasurementのAcoustic Propagationに関する実験&クルーズレポート
・Ocean MeasurementのCTDクルーズに関するドラフトレポート
・Research Tools in Ocean Mappingの授業記録
分かったのが、かけた時間に質は比例しないということ。
正確に言うと、かけた時間と質は対数的な変化。
自分で考えたり調べたりして書いたのでよしとする。
そんなこんなで慌ただしい毎日を送っているうちに
こっちは紅葉が本当にきれいだが紅葉を楽しむ前に秋が終わろうとしている。
今日はボストンに一人旅
ボストン美術館に行ってエジプト美術を堪能。
エジプト美術は壮大で見応えがある。
エジプトの昔の像はなんで左足を前に出した姿なんだろう?
その後は日本食レストラン「四季」に行く。
ボストン美術館から贅沢にタクシー。
12ドルぐらい。
四季で「梅セット」13ドル。
サラダ、押し寿司、ひじきやかぼちゃの煮物、うどん、唐揚げ。
少し高い気がしたがよし。
その後はパタゴニアでショッピング。
R2ジャケットを2着購入。緑と茶色。
日本で買うと21,000円。
アメリカで買うと150ドル。
現在円高で1ドル=75円とすると約12,000円。
破格値。
うっしっし。
何でも安く見えるぞ。
あとメリノウールの#2と帽子を購入。
400ドル近い買い物。
普段の生活で全くお金を使わないのでいいや。
ボストンはすごい雨と風で観光どころではなかった。
暖かいと思って薄着で来たら超寒いし。
おまけに地下鉄のレッドラインが止まっていた。
代替輸送のシャトルバスは雨の中、大混雑。
駅員もピリピリしている。
反対方向の乗り場に入ってしまって、
反対側に行くにはどうすればいいか聞くと怒鳴り口調で説明される。
全然英語が分からず、もう一度聞くとまた怒鳴りながら説明。
結局分からず、近くにいた親切な人が教えてくれた。
「次の駅までとりあえず行って、そこで反対方向の電車に乗れ」
ということだったらしい。
うーむ。
疲れたなり。
ボストンからの帰りニューハンプシャーに近づくと
雨は雪に変わっていた。
しかも吹雪。
Durhamの駅から雪の中自転車をこいで帰る。
3cmぐらい積もっている。
帰ったら携帯にソーからメールが来ていて
「Midterm dinner at Babcock 2nd floor, is 7:15 OK ?」
イェーイ、モハメッドとソーが夕食を作ってくれている!
みんなでご飯。
ブロッコリーのサラダ、イワシと玉ねぎのトマトソース煮込み、
エビのペーストを炒めた辛いやつ(ソーが一番好きなミャンマー料理らしい)。
ソフィアンがミーゴレンを持ってきて盛大なディナー。
このディナーが一番気分転換になったりする。
その後、久しぶりに橋本くんと電話。
橋本くんの中国出張の大変さにまじ頭下がりまする。
1ヶ月間、毎晩AM3〜4時まで仕事する人種って日本以外にいるのだろうか?
日本の役所だって本当に安月給で頑張っているんだぞー。
明日、朝起きたら雪がどんだけ積もっているか楽しみ。
2011年10月28日金曜日
初雪
夜の12時にCCOMから帰るときに温度計を見ると0℃。
めちゃ寒い。
睡眠不足のせいで英語の授業中、
ミレーバがジャックオーランタンの作り方を例に
Methologyの話をしている時は眠くて眠くてしかたなかった。
そして悪夢の1週間が明日ようやく終わる。
Fundamentals Ocean MappingのMidterm-examの
takehome-examが明日閉め切りなの。
今日ようやく目処がついてブログを書く余裕ができた。
MattさんにAcousticの問題を聞いたら丁寧に教えてくれた。
なんていい人なんだと思う。そして優秀。
2011年10月25日火曜日
現状
というか9月から休んだのは1日のみ。
けっこう忙しい。
氏原さんから来たメール
宿題って、何の授業?
Geodesyか、地質学のどっちかだろうとは思うけど…
まあ、1月になれば余裕もできるだろうし、
後期(2~5月)は、生活にも慣れてかなり余裕だよ。
って、生活には慣れた?
氏原さんは今年からコースが変わったのを知らないので、
以下のように返信。そうですこんな状況なんです。
氏原さま
Fundamentals in Ocean Mapping というコースです。
2011年10月11日火曜日
鮭のホイル焼き
CCOMや図書館にこもってレポート書いている。
さすがにかなり疲労が蓄積。
リフレッシュのために山に行こう!
温泉行こう!友達と飲みに行こうとかできないのが辛い。
Fundamentals Ocean MappingのAcoustic Labのレポートは
昨日やっと終わった。
たった6ページに1週間近くかかった。
でもまだGeological Oceanographyのmidterm-exam (成績の30%)、
Ocean Measurementのレポートが残っている。
どちらも今週中にドラフトを仕上げないといけない。
ハードワークをするためには栄養をしっかり取らないとと思い、
豪華な料理を作るべくDUMPで初めて魚を買った。
サーモンの切り身(1ポンド9.99ドルのを4.1ドル分)。
鮭のホイル焼きを作る。
あもんがアメリカ留学中に川魚のホイル焼きを作っていたとか思い出す。
初めて使うオーブン。
ネットのレシピに250℃で12〜13分と書いてあったので、
その通りに設定して焼いてみる。
でも生焼け。
多分、オーブンが古くて設定通りの温度にならないんだろう。
350℃ぐらいに設定するとうまく焼けた。
8時から11時まで再びCCOMでレポートを書く。
Babcockに帰って「耳をすませば」を見る。
日本語を聞くと癒される。
英語の字幕があって英語の勉強にもなる。
I followed him and came here.
「(猫の)後をつけてしまったら、ここに来てしまったの」
That's good to know.
「そうなの!良かった」
How does it taste ?
「味はどうかね?」
聞き取れない発音④
「ウォタップ?」
と言った?
「?????」と分からなかったが何回か聞くと
「water proof (防水)?」と言っていることが分かった。
難しい。
2011年10月3日月曜日
聞き取れない発音②
エレベーター前のリビングに数人が談笑していて、
その中の一人(話したことのないやつ)が
「ヌンタンドー」と笑顔で自分を見ながら言った。
意味が分からないので会釈して通りすぎて
自分のTシャツを見たら
「Nitendo DS」とでかでかと書いてある。
やつはニンテンドーと発音したのか。。。
聞き取れない発音①
ヒザムが「コーシ」と言うのでパッと見たら
COACH(コーチ)のお店だった。
ミャンマーから来たソーも、「コーシ、コーシ」
と言っていたので東南アジアではコーシと言うのだろう。
UNHの学生は傘をささない
でもUNHの学生は傘をささない。
アウトドア用のレインウェアを着て終わり。
今日一日で傘をさしている学生は一人ぐらいしか見かけなかった。
中にはびしょ濡れの学生もいる。
なんで傘をささないのだろう??
宿題に追われる毎日
一つはOcean Measurement
水中におけるAcoustic Propagationを調べる実験のレポート。
Transducerから音を出してHydrophoneで受けたとき、
距離によって音がどれだけ減衰するか調べたり
Transducerの電圧(Vpp)を変えたときに、
Hydrophoneで受ける音の強さがどれだけ変わるか調べる。
これをCCOMの巨大水槽と船上で行う。
この授業は実験中心で楽しい。
先生の話す英語は早すぎて聞き取れないが、
数式やMatlabのコードは理解できるので助かる。
数式って最高に明快かつGlobalな言語だと感じる。
ちなみに他のGEBCO研修生は数学やプログラミングがさっぱり。
なので相対的に自分が超できる人(!?)になる。
英語が話せない分、こういうとこでみんなに貢献。
もう一つのレポートは、Fundamentals of Ocean Mapping。
これは水中におけるAcoustic reflection and scatteringを調べる実験のレポート。
水槽の端にTransducerを置いて音を出す。
水槽のもう一方の端に4種類の物体、
・アルミニウムの板
・発砲スチロールの板
・凸凹の発砲スチロールの板
・タングステンの球体
を置いて反射してきた音をHydrophoneで受けて
物体による反射特性を調べる。
これも楽しいけど厄介。
なぜなら先生が実験の要旨を説明した後、
機器(水槽、Ociloscope、Signal Generator、Preamprefier)と
マニュアルを渡して、「あとは自分たちで考えてやってね」
という感じなので、機械のセッティングやらとにかく時間がかかる。
金曜日に3時間、今日(日曜)ヒザムと協力して6時間かけて
やっと機械のセッティングが終わりデータを取得できた。
機械のセッティングにしてもMatlabのコードにしても、
時間をかけて「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤しながら
やったことだけが身に付くと分かってきた。
(学部の頃は部活第一で、授業はいかに効率的に単位を取るかしか
考えていなかったので結局、何も身につかなかった)
UNHの1年間は効率性を捨てることにした。
だから他の研修生がマニュアルも読まずに「教えて〜」と来ると
「教えてもいいけどお前のためにならんぞ」と思いつつ、
みんな時間がないから教えるのだけど。
さらにGeological OceanographyのBlack Board(ウェブ上の自分専用掲示板)に
論文・教科書を4本読む宿題がひっそりと出されていたりするので、
読まないと授業でディスカッションできない。
さらにさらにResearch Tools in Ocean Mappingの宿題(Emacsを使ったレポート)も
終わっていないぞ。。
さらにさらに英語の語学のクラスの宿題も終わっていない。。。
うーん、忙しい。
土日も遊ぶ時間なく終了。
ただ嬉しいことに今日、モハメッドがみんなのためにご飯を作ってくれた。
パスタ、フライドライス、フライドポテト、ブロッコリーカレー。
GEBCO研修生6人
+同じ寮に住むソフィアン(インドネシア)、ジャヌー(ネパール)
の合計8人でプチパーティー。
モハメッドはいいやつだと最近分かってきた。
2011年10月2日日曜日
2011年9月25日日曜日
Museum of Fine Arts / Patagonia Shopping
(先週、先々週は土日返上で宿題をしていた)
朝6時過ぎに嫌な夢のせいで目が覚めた。
〆切なのにパソコンが壊れて宿題が終わらない夢。
小1時間、Geological Oceanographyのテキストを読んで予習。
今日、ボストンへ行く目的は2つ
1.ボストン美術館 (Museum of Fine Arts)に行くこと
2.パタゴニアで冬用の服を買うこと
8時半にBabcokの玄関に集合して出発。
ヒザム、ソー、モハメッドと自分。
Durhamからボストンまで C&J バスで往復22ドル。
けっこう安い。
9時にDurhamを出発して10時15分頃ボストンに着いた。
バスの中ではFreeのWi-Fiが使える。便利。
さっそく地下鉄を乗り継いで美術館へ。
UNHの学生は入館料が無料と聞いていたので、
チケット売り場でおそるおそる学生証を見せると、
「ZIPコードは?」と聞かれたので
「03824」と答えると無事、チケットをくれた。
まずは印象派のコーナーへ。
去年か一昨年に東京でボストン美術館展を見たので、
ルノワールやモネのいくつかの作品は見覚えがあった。
でも印象が違う。
なぜ?と考えたら東京では照明がとてもうまく使われていた気がする。
こっちでは絵が平坦に見える。
ゴッホ、ゴーギャン、マネ、ノワールを中心に初めて見る作品があって楽しい。
ただそれほど点数は多くなかった。
次にアジア美術のコーナーへ。
これは良かった。
日本の弥勒菩薩像や大日如来像が薄暗い部屋にポツンと配置されていて、
とても荘厳な雰囲気がある。
落ち着くわ~。
ネパールやチベットの仏陀像も良かった。
2時間近く見て、だいぶ疲れたので
アフリカ美術のコーナーは素通り。ツタンカーメン系のやつ。
ここも楽しそうなので次回また来ることにしよう。
持参した塩昆布入りのおにぎりを美術館近くのベンチで食べて、
いざパタゴニアショップへ。
美術館からは歩いて15~20分で着いた。
途中、かの有名なバークリー音楽院があった。
ボストンのパタゴニア
日本にいたときはパタゴニアの製品は値段が高いので買った事がなかった。
でもアメリカだと日本で買う値段の7割ぐらい。
ぜんぜん高く感じない。
お店に入って商品を見ながら
「おおー、これがあの有名なR2ジャケットか」
「これがダウンセーターか」
「これがガイドジャケットか」
などとひとしきり感動したのはいいが、何を買ったらいいか分からない。
パタゴニア独特のレイヤリングシステムを勉強したものの、
-20℃の冬に耐えれるには何が適切なのか分からない。
迷っていると、店員さんが来て「May I help you ?」的なことを言ったので、
さっそく聞いてみる。
「こっちの冬はすごく寒いと聞いたので秋冬用の服を買いに来た。
でもパタゴニアの服は初めてでよく分からない。どうやって組み合わせればいいの?」
と適当な英語で聞くと、店員さんがすごく親切に教えてくれた。
店員さんがかわいい人間の絵を書き始めて説明してくれる。
1st レイヤー・・・アンダーウェア(キャプリーン or メリノウール)
2nd レイヤー・・・R2等のフリース(レギュレーターと言う)
3rd レイヤー・・・ダウンセーター等のダウンジャケット(インサレーションと言う)
4th レイヤー・・・シェル(風を通さない防水性のジャケット)
とても寒いときはこの4層で勝負。
あまり寒くないときは2ndレイヤーか3rdレイヤーのどっちか1つでいい。
R2とダウンセーターを着る順番が今日まで分からなかったのが
説明を受けて、よく分かった。
店員さんはダウンセーターとシェルを買うことを薦めてくれた。
R2のフリースは欲しいけど、セーターで代用できそうな気もするので
店員さんを信じて、
・ダウンセーター(200ドル=16,000円)
・トレントシェルジャケット(119ドル=10,000円弱)
を買うことにした。
ダウンセーターとナノパフジャケットの違いを聞くと、
ダウンセーターの方が暖かいけど、
ダウンセーターは濡れるとダメ。
ナノパフは濡れても大丈夫とのこと。
次はサイズ。
試着してみるとアメリカサイズは大きめで、
身長182センチ、体重62kgの自分でも、
ダウンセーターはSサイズ(Mだと胴回りがダブつく)
トレントシェルジャケットは中に着込むことを想定してMサイズ。
ネットで買わなくて良かったと心底思う。
もしこれで寒かったらR2を買い足せばいい。
もしくは1stレイヤーのキャプリーン・メリノウールの3、4を買えばいい。
1枚の服で勝負しようとすると温度調整が難しいが
その点、パタゴニアのレイヤリングシステムは、
いろんな環境(寒い屋外、暖かい屋外、あと屋内)に対応できて良い発想と思う。
しかも各レイヤーは軽くて薄いので持ち運びしてもかさばらない。
冬が楽しみ。
5時ボストン発のバスで6時20分にDurhamに帰ってきた。
今日はマレーシアから来たヒザムが誕生日。
みんなで集まってご飯を食べる予定。
2011年9月21日水曜日
Continental Rise or Abyssal plains ?
2011年9月20日火曜日
味噌汁
やっと解放された。
・・・と思ったら明日までにGeological Oceanographyの
教科書を読んで質問する宿題が残っている。
地質学の用語(岩石やら海底地形の名前)が英語で書いてあって辞書を手放せない。
10時に寮に帰って、キャベツと玉ねぎの味噌汁を作った。
めちゃくちゃおいしくて感動。
2011年9月19日月曜日
プチカレーパーティー
2011年9月15日木曜日
今日1日はこんな感じ
An Introduction to Underwater Accousticsのテキストを3ページ読むのが日課
0740 寮から歩いて1分のスタンドに朝食を買いに行く
Everything Begle with cream cheese(2.5ドル)
コーヒーとベーグルで朝食。
0830 Babcok(寮)を出発
CCOM(職場)まで歩いて10分
本日〆切のレポート(Fundamentals Ocean Mapping)をメールで提出
0900 Fundamentals / Ocean Mappingの授業
昨日のGeological Oceanographyの授業の内容とほぼ一緒。退屈
アメリカって礼儀をあまり気にしない
学生が質問するとき、足を組んでのけぞりながらでも先生は気にしない
アメリカから見ると日本は礼儀を気にしすぎるのかな
1010 Ocean Measurementの授業
この先生の英語はぜんぜん分からない
1100 Health service centerへ
提出したImmunization Recordに日本語があったのでそれを翻訳しに行く
1200 昼食
Phillbrook Dinning Hallへ
1330 Fundamentals / Ocean Mapping Laboratoryの授業
日曜のクルーズ(調査)で取得したデータを共有する作業
周りの学生が話す英語が早すぎて分からない
おまけにクルーズの時も何を言っているか分からなかったので
貢献できない。辛い。そして悔しい
1630 クルーズレポートの作成
Introductionのドラフトがようやくできた
2030 Babcokへ帰る。
だいたい1日1回は食堂、1回は自炊。
今日の夕飯は明太子スパゲティ
親が日本から送ってくれた明太子スパゲティの素を混ぜる簡単料理。
キッチンでモハメドと話をしていたら、物価の話に
モハメッド「日本のレストランでコーヒーはいくら?」
南「だいたい400円くらいだから、5ドル」
モハメッド「それに比べたらここのコーヒーは安いんだ。
自分の国(バングラデシュ)だと0.5ドル」
南「・・・」
物価の違いを痛感
2130 Diamond Library(図書館)へ
Reading assignment(テキストや論文を読んでくる宿題)
Submarine topographyのテキストだが知らない単語が多すぎて時間がかかる
そしてイメージがつかない
でもセミナーで議論するらしいので、しっかり読まないと
この図書館、深夜2時まで開いている
館内の売店も遅くまで開いている
日本の私立じゃ当たり前?
そして遅くまで勉強(?)している学生が多い
テスト前とか関係なし
2230 Babcockへ戻る。1時間だけなのに疲れる
シャワーを浴びて、7UPを飲んで、たこせんを食べながらこの日記を書く
2400 就寝
最近、毎日こんな感じ。
相変わらず英語が聞き取れず、話せずで苦労する。
ベーグル 2.5ドル
昼食 7.35ドル
マフィンとジンジャエール 4ドル
合計 14ドル(1100円)くらい。
2011年9月11日日曜日
Yard Sale
待ちにまったYard Sale (ヤードセール、いわゆるフリーマーケット)
早く行かないと良いものはなくなると聞いて、
7時30分にBabcockの寮を出発。
ヒザム、ソー、モハメドも一緒。
Durhamは小さな街だけど、教会がたくさんある。
この教会を会場として利用しているのが面白い。
教会に行くと8時30分開始なのに、8時の時点で人が並んでいる。
ここは良い品物が集まる教会に違いない!
ということでさっそく並ぶ。
並んでいると教会のおじさんが手作りのコーヒーとパンを売りにくる。
朝飯を食べていなかったのでコーヒー(1ドル)、マフィン(0.5ドル)を買う。
早朝の清々しい空気の中で食べるせいもあって、とてもおいしい。
8時半になって教会に入る。
電化製品、キッチン、衣類、本、アンティークというように
部屋ごとに売られている品物が分かれている。
ここで買ったのは
・ハンカチ4枚(0.5ドル)
・L.L Beanのセーター(2ドル)
・NintendoのTシャツ(1ドル)
・ブーツ(1ドル)
・皮手袋(0.5ドル)
・カゴ(0.25ドル)
合計 5.25ドル
激安。。。
次に近くの教会に行ってみると
欲しかったボイルクッカー(湯沸かしケトル)を発見。
ちょっと汚れていたが3ドルだったので購入。
これで毎朝、キッチンまでお湯を湧かしに行かなくて済む。
次に行った教会では
書類ファイルを無料でGET。
きれいな電子レンジなんで5ドルで売られている。。。
みんなYard Saleを楽しみにするのが分かる。
ヒザムはテレビと毛布とその他雑貨を、
ソーはライスクッカーを、
モハメドはリュックとボイルクッカーを買って満足そう。
11時頃、Babcokに戻ってきて
今からCCOMへ行ってレポート、予習・復習をしてきます涙
本日の戦利品
2011年9月9日金曜日
Disk Golf
Disk Golfに行こうと誘ってくれた。
宿題に追われているが、気分転換に参加。
メンバーは、
マット(NOAA)
ブエナ(NOAA)
ヒザム(マレーシア海軍)
チュクワナ(ナイジェリア海軍)
と自分の5人。
「Disk Golfって何?」
「ルール知らないけど大丈夫?」と聞くと
フリスビー(Disk)でするゴルフだと教えてくれた。
ゴルフと同じように18ホールのスコアを競うスポーツ。
ヒザムと自分はそんなスポーツがあるのかと驚く。
途中、大学近くのスポーツ用品店でマットさんが自分達のために、
Diskを購入してくれた。
なんていい人だ。
日本人の奥さんを持つせいか、気配りが素晴らしい。
コースに着くと、そこは森の中!
受付もなければ売店もない。
川が流れていて、木立が立ち並ぶ大自然の中の遊び場。
さっそくホール1からスタート。
ホール1はいきなり目の前が川の難コース。
川にディスクを落とせば終了〜。
久々のフリスビーで緊張して投げたがディスクは川をぎりぎり越えてくれた。
↑ ディスク。小さくて柔らかい
↑ ホールの見取り図。川があって木がたくさん
↑ ホールはこんな感じ。ここは木が少ない。
↑ 次のコースへの案内図
コースが木々の中にあるのでDiskを投げると、かなりの確率で木にぶつかる。
なのでパーで上がることは至難の技。
でもまたそこが面白い。
マットさんも8月にニューハンプシャーに引っ越して来たばかり。
「こんなに木がたくさんあるコースは初めて」と言っていたので
地域によってコースの雰囲気が違うのだろう。
土地の広大なアメリカならではのスポーツ。
いろんなコースを巡るのも楽しそう。
みんな一投ごとに一喜一憂しながら楽しむ。
コースが広いのでいい運動。
自然の中で過ごすのはとても気持ちいい。
18コースを終えたのは6時半ごろ。
あっという間の2時間。
今度はビールを飲みながらやろうということでお別れ。
ブエナの車でHolloway Commonまで送ってもらう。
ヒザムと食堂で夕食を食べて、CCOMに戻って10時半まで
Assingment (宿題)
みんなヒーヒー言っている。
でも仕事と思えば(仕事なんやけど)全然辛くない。
・Geological Oceanography
論文(Smith and Sandwell 2004)を読む
測深機のフットプリントについての簡単な問題
・Fundamentals / Ocean Mapping
データ(塩分濃度、水温、深さ)から音速度を求めて
音速度の水中での伝搬について考察する問題
・English as a second language
文章を読んで問に答える簡単な問題
子供向けの絵本を読む
エクセルとかソフトが英語表示なので、
何の作業をするにも時間がかかるのがネック。
教授が話す英語が分からないので、同じ研修生に
確認しなければいけないのも大変。。。。
2011年9月6日火曜日
Labor Day(祝日)
でもReading Assignment(宿題)があるので9時半にCCOMに行く。
既にソーとモハメドが来ていた。
ーーーーーー
研修が始まって2週間が経って研修生6人のキャラが分かってきた。
自分の好きなタイプ。
CCOMに常にいて、アンテナを張って必要な情報をきちんと得ているので
ドタバタすることがない。仕事ができるタイプ。
空気も読める。
■モハメド
プライド高し。
料理はうまい。
少し自己中。
自分のことしか考えていない行動が多い。
お金が振り込まれない、ヒロキは振り込まれているかチェックしてくれ
なんで買い物に行くのに自分を呼んでくれないの?
宿題をみんなに知らせない等
午前中はCCOMでSmith and Sandwell 2004を読む。
Altimeterを使って全球の海底地形を調べた結果。
午後はCCOMの自己紹介ページ作り。
自分のことなのに「He started his career with ---」とか
「He received a M.S. in meteorology from ---」とか三人称で書くらしい。
その後は、もらった講義資料の整理。
気づいたら6時過ぎで疲れたので寮に帰る。
帰り道にソーとヒザムとプラサダで写真を取って遊ぶ。
DUMPで買い物。今日買った品物は、
卵(6個入り1.19ドル)
シナモンロール(1.19ドル)
リンゴのデニッシュ(0.99ドル)
ヨーグルト4個パック(2.39ドル)
牛乳160Z(0.89ドル)
しめて6.85ドル。
今日の晩ご飯は「野菜スパゲティ」
おいしくもなくまずくもなく。
味付けが適当なのでよく分からない味。
最近、寝る前に少しの時間、英語の勉強をしている。
斎藤さんが「英語は慣れると思って勉強しないと話せるようにならない」
とアドバイスをしてくれたのがきっかけ。
確かに表現方法を知らないとアウトプットできない。
当面は、使えそうな英会話の本の表現を暗記していくこと。
あと会話の中で出てくる「これ、使える」と思った表現をノートに書くこと。
で、日記をさぼるといけないと思い出して、この日記を書いている。
書き出すと、いろんなことが出てきていい記録になる。
(その間に、論文を1本でも読めよというツッコミがあるが)
2011年9月4日日曜日
Prepaid Cell Phones
ウォルマートでプリペイド式の携帯電話を買った。
緊急時、急用時の連絡用。
英語に慣れない研修生活で情報を逃すのは命取り。
「今日期末テストなのにヒロキが来てないぞ」
という状況になったとき携帯電話がないと辛い。
ヒザムやタンは月50ドルの使い放題(Unlimited Plan)を申し込んでいるが、
自分はそんなに使わないのでプリペイドを選択。
TRACFONEという通信会社の携帯を9.98ドルで買った。
安いけどちゃんとSIMカードも入っているし、
ヘッドセットや携帯カバーも付いている(多分使わないけど)
スマートフォンに比べると画面の美しさは雲泥の差があるが、
電話とメールができればいいので十分。
あと60分通話できるRefillカードを30ドルで買った。
※英語で「○○分の無料通話分」というのはairtimeと言う。
これが分からずお店で苦労した。
さっそく寮に帰ってプリペイド式携帯を使えるようにする作業
※Activateと言う
TRACFONEのホームページに行っていろんな情報を入力していく。
・名前
・アメリカの住所
・生年月日
・メールアドレス
などを入力すると、うまく登録できたらしく、
携帯の画面に自分の電話番号が表示された。
やった〜!
しかも80分のボーナス通話分をくれた。
携帯を買うにあたって、いろいろ調べて勉強になった。
今までSIMフリーとかローミングとか意味知らなかったもん。
もし日本語で携帯を使いたいとか、
安心できる日本の会社のサービスを受けたいなら
KDDIモバイルやHanaCellがある(小舟から教えてもらった)
2011年9月3日土曜日
Plagiarism
今日のトピックは「波」
ロスビー波、ケルビン波などなど懐かしい名前が出てきた。
気象学でやったのに覚えていない。
2時間目はResearch Tools in Ocean Mapping
今日のトピックは前回に続きソナー方程式。
Arrayから発せられた音が水中でどのように減衰してTargetに到達するか式で表す。
使う数学が対数だけなので簡単。
楽しい。
その後、Daveから研修生に講話。
IHO / FIG Category A(国際水路測量技術者A級資格)を取るために、
Math for Mappingを受講する必要があるかないか教授陣で検討した結果、
受講しなくても良いことになった。
ただしSpring Semesterで「Geodesy(測地学)」をパスすることが条件。
Math for Mappingを取りたかったけど、生活や英語に慣れない状態では
消化不良になるのが見えているので、この決定は嬉しかった。
その後、Daveからいくつか注意。
・Plagiarism(盗作)は絶対ダメ。1回でもやったらF評価。
・ここではCommunicationこそが最も大事
皆が欲しいのは知識ではなくcommunicationによって生まれるアイデア
・There is no such thing as a stupid question
バカな質問などない
・2度同じことを言わせるな
盗作ダメなんてまあ当たりまえやけど、きつく注意していた。
それだけ多いのだろう。
Communicationが大事なのは分かるが、
なにぶん英語が聞き取れないと話すこともできない。
授業中に聞き取れませんと常に言っていると授業が進まなくなる。
なので個人的な時間外の予習、復習で自分がカバーするしかない。
授業が終わって、CCOMで宿題を終わらせてBabcokの寮に帰ってきたら8時。
ヒザムとソーで晩飯をシェア。
ソーはミャンマーから持ってきた総菜とスープ
ヒザムはカレー風ふりかけ。
自分はご飯とオムレツもどきを作って持って行く。
どれも味付けが違う。
ソーの総菜はめちゃ辛い。
ヒザムのふりかけはココナッツの香りがする。
どれも母国から持ってきた大事な食料。
飯を食いながらソーの話を聞いた。
ソーは修士を中国の大学で取った。
中国には3年半いたらしい。
だから中国語を話せるらしい。書くのは難しいと言っていた。
英語もだいたい分かるから彼女はトリリンガル。
みんなたくましいわ。
晩飯の後は久しぶりに小舟とスカイプ。
「この前のハリケーンで南は飛ばされたと思った」とかふざけたことを言う。
生活の知恵(酒はサキと言えば分かるらしい)を教えてもらう。
やはり日本語で話せるのは嬉しい。
2011年9月1日木曜日
kittery outlet
道路の両側に数kmにわたってアウトレットのお店が点在している。
知らないお店もたくさんあるが、J CREWやらポロラルフローレンやら
バナナリパブリックやら日本でおなじみのお店もちらほら。
COACHやクラークスのお店もある。珍しい。
ナイキでスニーカー(40ドル)とジャージ(45ドル)、
GAPでトレーナー(25ドル)を買った。
他の研修生にはジャージの45ドルは高い!と言われた・・・。
かっこよかったからいいんだ。
コロンビアではフリースが24ドルという破格値で売っていた。
でも今日は様子見で我慢。
その後、道路沿いにある小さな屋台風のお店で夕食(DaveはSupperと言う)
「Whole Clum」という20ドルの料理を頼むとでてきたのが、
・山盛りのクラムの唐揚げ
・フレンチフライ
・ロールパン
・コールスロー
ほとんど揚げ物。
栄養バランスとかナシ。
月曜日はロブスターを1年分は食べて、今日はクラムを1ヶ月分くらい食べた。
量半分でいいから、半額にしてよと思う。
あと駐車場でCAT A(A級水路測量技術者の資格)のことを話していて、
ヒザムにI don't have no CATというと
ヒザムが but you have a dogと返して、皆大爆笑。
ナイスユーモア。
※これは昨日の英語の授業で自己紹介をするとき、
ヒザムは本当に場の雰囲気を笑いで和ませる達人。
マレーシアのNavyで昇進できるわけだ。
2011年8月30日火曜日
ハリケーン一過
2011年8月27日土曜日
キッチンから見る各国の文化
2011年8月26日金曜日
Haricane(ハリケーン)
2011年8月25日木曜日
Library & Dinning Hall & Gym
2011年8月24日水曜日
SSN、W-4、I-9
2011年8月22日月曜日
Bank Account & ID Card
2011年8月21日日曜日
I've arrived at UNH
2011年8月20日土曜日
出国
いよいよ出国。
まずはANAのNH017便でシカゴへ。
シカゴからはUNITEDとコードシェアのNH399便に乗り換えボストンへ。
ボストンへ直行便があると便利なのに。
成田空港で初めてe-チケットでチェックインした。
すると画面にエコノミークラスが満席なので
ビジネスクラスにアップグレードしますと出てきた。
人生初のビジネスクラスに心が躍る。
昼飯にお茶漬け屋で、漬けまぐろのお茶漬けを食べる。
本屋で「日本中枢の崩壊」「夢をかなえるゾウ」を購入。
5万円を両替。1ドル=79.59円。そうこうしているうちに搭乗時間になった。
ここからはビジネスの素晴らしさを紹介。
搭乗するとすぐにwelcomeドリンクが出てくる。
離陸直後の食事も豪華。
テーブルクロスを敷いてくれる。粋。
和食と洋食から選べる。
迷わず和食をチョイス。
メインの前にドリンク用の前菜、メインの前菜と出てきてお腹一杯。
ご飯もちゃんとお茶碗に入って出てくる。感動。
ドリンクの種類も豊富。
シャンパン、ビール、ワイン、カクテル、日本酒、焼酎、ソフトドリンク。
1杯目のドリンクはシャンパン。
2杯目に「元」という日本酒。
睡眠不足で酔いが回るのが早い。
なんとか食べ終わったと思うと、デザートのパフェまで出てくる。
ビジネス恐るべし。
ANAの客室乗務員さんのサービスはとても快適。
また乗りたいと思わせる。
食後は映画を見る。
「東京公園」と「岳」。
SONYのノイズキャンセリング機能のあるヘッドホンが付いている。
ビジネスって何も持ち込む必要がない。
東京公園は、海外の賞を取ったので見たいと思っていた映画。
三浦春馬は男前なだけでなく独特な雰囲気があって好きな役者。
ストーリーはそれほど面白くなかっけど、人の描写が丁寧と思う。
英語の字幕入りで見ると、英語ではこう言うのかと学べて楽しい。
ボタン一つで座席はベッドにできる。
足を思いっきり伸ばせるのが有り難い。
スリッパも毛布も付いている。
1時間ぐらい寝た後は気持ちが高ぶっていて全然寝れなかった。
約11時間のフライトで8時半頃、シカゴ着。
入国審査ではI-20の本紙が必要と言われたが預けた荷物の中にある。
バゲッジクレームで荷物を受け取り、I-20を取りに行くはめになった。
来年行く人は要注意。
荷物を再び預けて、モノレールで移動。
ここで手荷物検査を受けるのだが、ここで大誤算。
めちゃくちゃ込んでいる。
靴を脱いで、ベルトを外してとかなり面倒なせい。
出発時間をきちんと確認しなかったせいで間に合うか焦る。
そこにいる検査員にチケットを見せて間に合うか訪ねたら大丈夫と言う。
結局1時間ぐらいかかって手荷物検査を通過。
Boarding timeを確認するとあと30分しかない。
急いで窓口へ向かって間に合った。
土曜日なせいかユナイテッドは満席。
出発間際に急に雲が出てきて、あっという間に雷&暴風雨。
1時間待機して12時半に出発した。
日本時間ではもう真夜中。
眠くてウトウトしていたらボストン空港に着いた。
14時半。さすがに疲れたぞ。
空港から予約してあるHilton へ。
ターミナルを出るとCourtesy Bus(送迎バス)という看板のところに、
ホテルのシャトルバスがいろいろ来る。
しばらく待っているとHiltonと書かれたバスが来たので乗る。
Hiltonは2万円以上しただけあって超快適。
メールを確認したかったがホテルのネットは有料。
めんどくさかったけど時間もあるので空港に戻って無線LANを探す。
「co_presidents_club」というネットワークがすぐ使えた。
MacのAirMacはすぐに無線LANを探してくれるので本当に便利。
親に「長旅でさすがに疲れた」とメールを送るとすぐに返事が来て
「久しぶりの海外で疲れたのでしょう」と返ってきた。
帰りはシャトルバスを使わずホテル直通の歩く歩道を使った。
5分ぐらいでホテルに着いた。
ベッドに入るとすぐに寝ていた。
起きると22時。
晩ご飯を食べていなかったのでホテルのバーへ行く。
クラムチャウダー8ドル。暖かくておいしい。これだけで十分。
明日はニューハンプシャー大学のBabcok寮へ。
最初は張り切り過ぎず、1日に1つ、
やるべき事をやればいいと思うことにする。
生活に慣れるまでには時間が必要。