2011年10月3日月曜日

宿題に追われる毎日

今週、Assignment(宿題)が2つ増えた。

一つはOcean Measurement
水中におけるAcoustic Propagationを調べる実験のレポート。

Transducerから音を出してHydrophoneで受けたとき、
距離によって音がどれだけ減衰するか調べたり

Transducerの電圧(Vpp)を変えたときに、
Hydrophoneで受ける音の強さがどれだけ変わるか調べる。

これをCCOMの巨大水槽と船上で行う。

この授業は実験中心で楽しい。

先生の話す英語は早すぎて聞き取れないが、
数式やMatlabのコードは理解できるので助かる。

数式って最高に明快かつGlobalな言語だと感じる。

ちなみに他のGEBCO研修生は数学やプログラミングがさっぱり。
なので相対的に自分が超できる人(!?)になる。
英語が話せない分、こういうとこでみんなに貢献。

もう一つのレポートは、Fundamentals of Ocean Mapping。
これは水中におけるAcoustic reflection and scatteringを調べる実験のレポート。

水槽の端にTransducerを置いて音を出す。
水槽のもう一方の端に4種類の物体、
・アルミニウムの板
・発砲スチロールの板
・凸凹の発砲スチロールの板
・タングステンの球体
を置いて反射してきた音をHydrophoneで受けて
物体による反射特性を調べる。

これも楽しいけど厄介。

なぜなら先生が実験の要旨を説明した後、
機器(水槽、Ociloscope、Signal Generator、Preamprefier)と
マニュアルを渡して、「あとは自分たちで考えてやってね」
という感じなので、機械のセッティングやらとにかく時間がかかる。

金曜日に3時間、今日(日曜)ヒザムと協力して6時間かけて
やっと機械のセッティングが終わりデータを取得できた。

機械のセッティングにしてもMatlabのコードにしても、
時間をかけて「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤しながら
やったことだけが身に付くと分かってきた。
(学部の頃は部活第一で、授業はいかに効率的に単位を取るかしか
考えていなかったので結局、何も身につかなかった)

UNHの1年間は効率性を捨てることにした。

だから他の研修生がマニュアルも読まずに「教えて〜」と来ると
「教えてもいいけどお前のためにならんぞ」と思いつつ、
みんな時間がないから教えるのだけど。

さらにGeological OceanographyのBlack Board(ウェブ上の自分専用掲示板)に
論文・教科書を4本読む宿題がひっそりと出されていたりするので、
読まないと授業でディスカッションできない。

さらにさらにResearch Tools in Ocean Mappingの宿題(Emacsを使ったレポート)も
終わっていないぞ。。

さらにさらに英語の語学のクラスの宿題も終わっていない。。。

うーん、忙しい。
土日も遊ぶ時間なく終了。

ただ嬉しいことに今日、モハメッドがみんなのためにご飯を作ってくれた。
パスタ、フライドライス、フライドポテト、ブロッコリーカレー。

GEBCO研修生6人
+同じ寮に住むソフィアン(インドネシア)、ジャヌー(ネパール)
の合計8人でプチパーティー。
モハメッドはいいやつだと最近分かってきた。



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