2012年2月20日月曜日

ハーケン博士を救った言葉

ポアンカレ予想に関するNHKスペシャル

その中で印象に残った一言。
ハーケン博士を救った言葉。

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その終わりなき泥沼から救い出してくれたのは、
家族のさりげない言葉でした。

私の家族は、私のことを「ポアンカレ病患者」と呼びました。

「今、お父さんはポアンカレ病にかかっているから話もできない」というふうに。

それが良かったのです。

家族がそうやって茶化さなければ、私はますます追い込まれていたでしょう。

家族が、「お父さんの研究は人類史上とても重要なことなんだ」と言っていたら、
最悪だったに違いありません。

家族は本気で、私を日常の世界へと引き戻してくれたのです。

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相手が追い込まれているとき、どういう言葉をかけるべきか?
よく考える問題やけど、一緒に悩むことがいいとは限らないよね。

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