2011年9月25日日曜日

Museum of Fine Arts / Patagonia Shopping

今日は久しぶりの休日でボストンへ。
(先週、先々週は土日返上で宿題をしていた)

朝6時過ぎに嫌な夢のせいで目が覚めた。
〆切なのにパソコンが壊れて宿題が終わらない夢。
小1時間、Geological Oceanographyのテキストを読んで予習。

今日、ボストンへ行く目的は2つ
1.ボストン美術館 (Museum of Fine Arts)に行くこと
2.パタゴニアで冬用の服を買うこと

8時半にBabcokの玄関に集合して出発。
ヒザム、ソー、モハメッドと自分。

Durhamからボストンまで C&J バスで往復22ドル。
けっこう安い。

9時にDurhamを出発して10時15分頃ボストンに着いた。
バスの中ではFreeのWi-Fiが使える。便利。

さっそく地下鉄を乗り継いで美術館へ。
UNHの学生は入館料が無料と聞いていたので、
チケット売り場でおそるおそる学生証を見せると、
「ZIPコードは?」と聞かれたので
「03824」と答えると無事、チケットをくれた。

まずは印象派のコーナーへ。
去年か一昨年に東京でボストン美術館展を見たので、
ルノワールやモネのいくつかの作品は見覚えがあった。
でも印象が違う。
なぜ?と考えたら東京では照明がとてもうまく使われていた気がする。
こっちでは絵が平坦に見える。
ゴッホ、ゴーギャン、マネ、ノワールを中心に初めて見る作品があって楽しい。
ただそれほど点数は多くなかった。

次にアジア美術のコーナーへ。
これは良かった。
日本の弥勒菩薩像や大日如来像が薄暗い部屋にポツンと配置されていて、
とても荘厳な雰囲気がある。
落ち着くわ~。
ネパールやチベットの仏陀像も良かった。

2時間近く見て、だいぶ疲れたので
アフリカ美術のコーナーは素通り。ツタンカーメン系のやつ。
ここも楽しそうなので次回また来ることにしよう。

持参した塩昆布入りのおにぎりを美術館近くのベンチで食べて、
いざパタゴニアショップへ。
美術館からは歩いて15~20分で着いた。
途中、かの有名なバークリー音楽院があった。

ボストンのパタゴニア

日本にいたときはパタゴニアの製品は値段が高いので買った事がなかった。
でもアメリカだと日本で買う値段の7割ぐらい。
ぜんぜん高く感じない。

お店に入って商品を見ながら
「おおー、これがあの有名なR2ジャケットか」
「これがダウンセーターか」
「これがガイドジャケットか」
などとひとしきり感動したのはいいが、何を買ったらいいか分からない。
パタゴニア独特のレイヤリングシステムを勉強したものの、
-20℃の冬に耐えれるには何が適切なのか分からない。

迷っていると、店員さんが来て「May I help you ?」的なことを言ったので、
さっそく聞いてみる。

「こっちの冬はすごく寒いと聞いたので秋冬用の服を買いに来た。
でもパタゴニアの服は初めてでよく分からない。どうやって組み合わせればいいの?」

と適当な英語で聞くと、店員さんがすごく親切に教えてくれた。

店員さんがかわいい人間の絵を書き始めて説明してくれる。

1st レイヤー・・・アンダーウェア(キャプリーン or メリノウール)
2nd レイヤー・・・R2等のフリース(レギュレーターと言う)
3rd レイヤー・・・ダウンセーター等のダウンジャケット(インサレーションと言う)
4th レイヤー・・・シェル(風を通さない防水性のジャケット)

とても寒いときはこの4層で勝負。
あまり寒くないときは2ndレイヤーか3rdレイヤーのどっちか1つでいい。
R2とダウンセーターを着る順番が今日まで分からなかったのが
説明を受けて、よく分かった。

店員さんはダウンセーターとシェルを買うことを薦めてくれた。
R2のフリースは欲しいけど、セーターで代用できそうな気もするので
店員さんを信じて、
・ダウンセーター(200ドル=16,000円)
・トレントシェルジャケット(119ドル=10,000円弱)
を買うことにした。

ダウンセーターとナノパフジャケットの違いを聞くと、
ダウンセーターの方が暖かいけど、
ダウンセーターは濡れるとダメ。
ナノパフは濡れても大丈夫とのこと。

次はサイズ。
試着してみるとアメリカサイズは大きめで、
身長182センチ、体重62kgの自分でも、
ダウンセーターはSサイズ(Mだと胴回りがダブつく)
トレントシェルジャケットは中に着込むことを想定してMサイズ。
ネットで買わなくて良かったと心底思う。

もしこれで寒かったらR2を買い足せばいい。
もしくは1stレイヤーのキャプリーン・メリノウールの3、4を買えばいい。
1枚の服で勝負しようとすると温度調整が難しいが
その点、パタゴニアのレイヤリングシステムは、
いろんな環境(寒い屋外、暖かい屋外、あと屋内)に対応できて良い発想と思う。
しかも各レイヤーは軽くて薄いので持ち運びしてもかさばらない。
冬が楽しみ。

5時ボストン発のバスで6時20分にDurhamに帰ってきた。

今日はマレーシアから来たヒザムが誕生日。
みんなで集まってご飯を食べる予定。

2011年9月21日水曜日

Continental Rise or Abyssal plains ?


Geological Oceanographyのセミナーが無事終わった。
セミナーで質問をいくつかして2時間耐えた。

地形名を答える宿題で、Continental rise か abyssal plains か
死ぬほど微妙な地形を出されてプロファイルとにらめっこして
「Continental rise」と答えたら答えはabyssal plainsだった。

納得できないので、ジムガードナーに
「ここは難しい場所で、地形だけじゃ判断できない」
と言ったら、seismic から判断すると言われた。
地形のデータしか与えられてないのに反則だよ。
昨日、別の研修生がジムに質問したら「Continental rise」と答えていたらしい。
うーむ。

ようやく宿題から解放されたと思ったらまた宿題。
今度はResearchtools in Ocean Mapping。

emacsで文書を作ってhtml形式に変換するもの。
emacsのorgモードというモードを使うせいか、
日本で使っていたのとずいぶん違う。

あとwc、head、tail、bunzip2、tarといった初歩的なコマンドも使う。
でも他のGEBCO研修生はLinuxを使ったことがなく苦労していた。

職場の中でも知識がない自分がここでは一番できるという世界。
講義資料を読めば書いてあることを質問されるので少しイライラ。
他の分野で助けてもらうかもしれないので辛抱強く教える。

結局、11時過ぎまでかかった。ぐったり。
休みが欲しい。

2011年9月20日火曜日

味噌汁

Fundamentals / Ocean Mappingのクルーズレポートを提出。
やっと解放された。

・・・と思ったら明日までにGeological Oceanographyの
教科書を読んで質問する宿題が残っている。
地質学の用語(岩石やら海底地形の名前)が英語で書いてあって辞書を手放せない。

10時に寮に帰って、キャベツと玉ねぎの味噌汁を作った。
めちゃくちゃおいしくて感動。



2011年9月19日月曜日

プチカレーパーティー

クルーズレポートの作成にみんなが追われている中、
モハメッドがカレーを作ってくれた!
そしてBabcockの寮でプチカレーパーティー。

左からソー、モハメッド、タン、ヒザム、自分

チキンカレー&ヨーグルトで煮込んだ特製ライス
モハメッドはレポート大丈夫なんだろうか?と心配するも
彼は准教授だし楽勝なんだろうと思う。
翌朝、CCOMに行くと提出直前までレポートを書いている姿が・・・。
しかもヒザムが表紙を作っている。
なんだか面白いやつだ。

2011年9月15日木曜日

今日1日はこんな感じ

0700 起床
                    An Introduction to Underwater Accousticsのテキストを3ページ読むのが日課

0740 寮から歩いて1分のスタンドに朝食を買いに行く
                    Everything Begle with cream cheese(2.5ドル)
                    コーヒーとベーグルで朝食。

0830 Babcok(寮)を出発
                    CCOM(職場)まで歩いて10分
                    本日〆切のレポート(Fundamentals Ocean Mapping)をメールで提出

0900 Fundamentals / Ocean Mappingの授業
                    昨日のGeological Oceanographyの授業の内容とほぼ一緒。退屈
                    アメリカって礼儀をあまり気にしない
                    学生が質問するとき、足を組んでのけぞりながらでも先生は気にしない
                    アメリカから見ると日本は礼儀を気にしすぎるのかな

1010 Ocean Measurementの授業
                    この先生の英語はぜんぜん分からない

1100 Health service centerへ
                    提出したImmunization Recordに日本語があったのでそれを翻訳しに行く

1200 昼食
                    Phillbrook Dinning Hallへ

1330 Fundamentals / Ocean Mapping Laboratoryの授業
                    日曜のクルーズ(調査)で取得したデータを共有する作業
                    周りの学生が話す英語が早すぎて分からない
                    おまけにクルーズの時も何を言っているか分からなかったので
                    貢献できない。辛い。そして悔しい

1630 クルーズレポートの作成
                    Introductionのドラフトがようやくできた

2030 Babcokへ帰る。
                    だいたい1日1回は食堂、1回は自炊。
                    今日の夕飯は明太子スパゲティ
                    親が日本から送ってくれた明太子スパゲティの素を混ぜる簡単料理。
                    キッチンでモハメドと話をしていたら、物価の話に

                    モハメッド「日本のレストランでコーヒーはいくら?」
                    南「だいたい400円くらいだから、5ドル」
                    モハメッド「それに比べたらここのコーヒーは安いんだ。
                    自分の国(バングラデシュ)だと0.5ドル」
                    南「・・・」

                    物価の違いを痛感

2130 Diamond Library(図書館)へ
                    Reading assignment(テキストや論文を読んでくる宿題)
                    Submarine topographyのテキストだが知らない単語が多すぎて時間がかかる
                    そしてイメージがつかない
                    でもセミナーで議論するらしいので、しっかり読まないと
                    この図書館、深夜2時まで開いている
                    館内の売店も遅くまで開いている
                    日本の私立じゃ当たり前?
                    そして遅くまで勉強(?)している学生が多い
                    テスト前とか関係なし

2230 Babcockへ戻る。1時間だけなのに疲れる
                    シャワーを浴びて、7UPを飲んで、たこせんを食べながらこの日記を書く

2400 就寝

最近、毎日こんな感じ。
相変わらず英語が聞き取れず、話せずで苦労する。

今日一日で使ったお金は
ベーグル 2.5ドル
昼食 7.35ドル
マフィンとジンジャエール 4ドル
合計 14ドル(1100円)くらい。

2011年9月11日日曜日

Yard Sale

今日は土曜日。
待ちにまったYard Sale (ヤードセール、いわゆるフリーマーケット)

早く行かないと良いものはなくなると聞いて、
7時30分にBabcockの寮を出発。
ヒザム、ソー、モハメドも一緒。

Durhamは小さな街だけど、教会がたくさんある。
この教会を会場として利用しているのが面白い。

教会に行くと8時30分開始なのに、8時の時点で人が並んでいる。
ここは良い品物が集まる教会に違いない!
ということでさっそく並ぶ。

並んでいると教会のおじさんが手作りのコーヒーとパンを売りにくる。
朝飯を食べていなかったのでコーヒー(1ドル)、マフィン(0.5ドル)を買う。
早朝の清々しい空気の中で食べるせいもあって、とてもおいしい。

8時半になって教会に入る。
電化製品、キッチン、衣類、本、アンティークというように
部屋ごとに売られている品物が分かれている。

ここで買ったのは
・ハンカチ4枚(0.5ドル)
・L.L Beanのセーター(2ドル)
・NintendoのTシャツ(1ドル)
・ブーツ(1ドル)
・皮手袋(0.5ドル)
・カゴ(0.25ドル)
合計 5.25ドル

激安。。。

次に近くの教会に行ってみると
欲しかったボイルクッカー(湯沸かしケトル)を発見。
ちょっと汚れていたが3ドルだったので購入。
これで毎朝、キッチンまでお湯を湧かしに行かなくて済む。

次に行った教会では
書類ファイルを無料でGET。
きれいな電子レンジなんで5ドルで売られている。。。
みんなYard Saleを楽しみにするのが分かる。

ヒザムはテレビと毛布とその他雑貨を、
ソーはライスクッカーを、
モハメドはリュックとボイルクッカーを買って満足そう。

11時頃、Babcokに戻ってきて
今からCCOMへ行ってレポート、予習・復習をしてきます涙

本日の戦利品


2011年9月9日金曜日

Disk Golf

NOAAから派遣されているマットさんが
Disk Golfに行こうと誘ってくれた。
宿題に追われているが、気分転換に参加。

メンバーは、
マット(NOAA)
ブエナ(NOAA)
ヒザム(マレーシア海軍)
チュクワナ(ナイジェリア海軍)
と自分の5人。

「Disk Golfって何?」
「ルール知らないけど大丈夫?」と聞くと
フリスビー(Disk)でするゴルフだと教えてくれた。
ゴルフと同じように18ホールのスコアを競うスポーツ。
ヒザムと自分はそんなスポーツがあるのかと驚く。

ゴルフ=お金かかるのでは・・・と思うがタダらしい。

「Disk Golfはアメリカではpopularなの?」と聞くと
「It's getting popular」とのこと。

4時に大学を出発。
大学からコースのあるDoverまで車で10分ぐらい。

途中、大学近くのスポーツ用品店でマットさんが自分達のために、
Diskを購入してくれた。
なんていい人だ。
日本人の奥さんを持つせいか、気配りが素晴らしい。

コースに着くと、そこは森の中!
受付もなければ売店もない。
川が流れていて、木立が立ち並ぶ大自然の中の遊び場。

さっそくホール1からスタート。
ホール1はいきなり目の前が川の難コース。
川にディスクを落とせば終了〜。
久々のフリスビーで緊張して投げたがディスクは川をぎりぎり越えてくれた。



↑ ディスク。小さくて柔らかい

 ↑ ホールの見取り図。川があって木がたくさん

↑ ホールはこんな感じ。ここは木が少ない。















 ↑ 次のコースへの案内図

コースが木々の中にあるのでDiskを投げると、かなりの確率で木にぶつかる。
なのでパーで上がることは至難の技。
でもまたそこが面白い。

マットさんも8月にニューハンプシャーに引っ越して来たばかり。
「こんなに木がたくさんあるコースは初めて」と言っていたので
地域によってコースの雰囲気が違うのだろう。
土地の広大なアメリカならではのスポーツ。
いろんなコースを巡るのも楽しそう。

今日は練習ということで、ルールとか気にせず自由に投げる。
みんな一投ごとに一喜一憂しながら楽しむ。
コースが広いのでいい運動。
自然の中で過ごすのはとても気持ちいい。

18コースを終えたのは6時半ごろ。
あっという間の2時間。
今度はビールを飲みながらやろうということでお別れ。

ブエナの車でHolloway Commonまで送ってもらう。
ヒザムと食堂で夕食を食べて、CCOMに戻って10時半まで
Fundamentals / Ocean Mappingのレポートを書いた。

Assingment (宿題)

Assignment(宿題)がたくさん。
みんなヒーヒー言っている。

でも仕事と思えば(仕事なんやけど)全然辛くない。

・Geological Oceanography
論文(Smith and Sandwell 2004)を読む
測深機のフットプリントについての簡単な問題

・Fundamentals / Ocean Mapping
データ(塩分濃度、水温、深さ)から音速度を求めて
音速度の水中での伝搬について考察する問題

・English as a second language
文章を読んで問に答える簡単な問題
子供向けの絵本を読む

エクセルとかソフトが英語表示なので、
何の作業をするにも時間がかかるのがネック。

教授が話す英語が分からないので、同じ研修生に
確認しなければいけないのも大変。。。。

2011年9月6日火曜日

Labor Day(祝日)

今日はLabor Day(勤労感謝の日)で大学はお休み。

でもReading Assignment(宿題)があるので9時半にCCOMに行く。
既にソーとモハメドが来ていた。

ーーーーーー
研修が始まって2週間が経って研修生6人のキャラが分かってきた。

■ソー
静かで真面目。

自分の好きなタイプ。
CCOMに常にいて、アンテナを張って必要な情報をきちんと得ているので
ドタバタすることがない。仕事ができるタイプ。
空気も読める。

■モハメド
プライド高し。
助言すると、あー、それは分かってるみたいな感じで受ける。
仕事もちょっと遅い。集中力があまりないのかCCOMですぐダレる。
料理はうまい。

■ヒザム
人間が出来ている。一番の仲良し。
最年長(40歳)でマレーシアでも活躍しているだけあって人間が出来ている。
いつでも笑いをとって場を和ませる能力がある。
これはすごい。
なので既に寮やCCOMの多くの学生と仲良し。
きちんとNOも言える。
彼のおかげで毎日楽しい。

■プラサダ
少し自己中。
自分のことしか考えていない行動が多い。
お金が振り込まれない、ヒロキは振り込まれているかチェックしてくれ
なんで買い物に行くのに自分を呼んでくれないの?
宿題をみんなに知らせない等

■タン
不思議系。
授業では積極的でよく質問をする。
英語ができる割には重要なことを聞き逃す。
そして行動が遅い。
いつもニコニコして性格は穏やか。

ーーーーーー

午前中はCCOMでSmith and Sandwell 2004を読む。
Altimeterを使って全球の海底地形を調べた結果。

午後はCCOMの自己紹介ページ作り。
自分のことなのに「He started his career with ---」とか
「He received a M.S. in meteorology from ---」とか三人称で書くらしい。

その後は、もらった講義資料の整理。
気づいたら6時過ぎで疲れたので寮に帰る。
帰り道にソーとヒザムとプラサダで写真を取って遊ぶ。

DUMPで買い物。今日買った品物は、
卵(6個入り1.19ドル)
シナモンロール(1.19ドル)
リンゴのデニッシュ(0.99ドル)
ヨーグルト4個パック(2.39ドル)
牛乳160Z(0.89ドル)
しめて6.85ドル。

今日の晩ご飯は「野菜スパゲティ」
おいしくもなくまずくもなく。
味付けが適当なのでよく分からない味。

最近、寝る前に少しの時間、英語の勉強をしている。
斎藤さんが「英語は慣れると思って勉強しないと話せるようにならない」
とアドバイスをしてくれたのがきっかけ。
確かに表現方法を知らないとアウトプットできない。
当面は、使えそうな英会話の本の表現を暗記していくこと。
あと会話の中で出てくる「これ、使える」と思った表現をノートに書くこと。

で、日記をさぼるといけないと思い出して、この日記を書いている。
書き出すと、いろんなことが出てきていい記録になる。
(その間に、論文を1本でも読めよというツッコミがあるが)

2011年9月4日日曜日

Prepaid Cell Phones

今日は土曜日で授業がない。

ウォルマートでプリペイド式の携帯電話を買った。

緊急時、急用時の連絡用。
英語に慣れない研修生活で情報を逃すのは命取り。
「今日期末テストなのにヒロキが来てないぞ」
という状況になったとき携帯電話がないと辛い。

ヒザムやタンは月50ドルの使い放題(Unlimited Plan)を申し込んでいるが、
自分はそんなに使わないのでプリペイドを選択。

TRACFONEという通信会社の携帯を9.98ドルで買った。

サムスンの携帯でこれが一番安かった。

安いけどちゃんとSIMカードも入っているし、
ヘッドセットや携帯カバーも付いている(多分使わないけど)

スマートフォンに比べると画面の美しさは雲泥の差があるが、
電話とメールができればいいので十分。

あと60分通話できるRefillカードを30ドルで買った。
※英語で「○○分の無料通話分」というのはairtimeと言う。
これが分からずお店で苦労した。

さっそく寮に帰ってプリペイド式携帯を使えるようにする作業
※Activateと言う

TRACFONEのホームページに行っていろんな情報を入力していく。

・自分が買った機種
・シリアルナンバー

・名前
・アメリカの住所
・生年月日
・メールアドレス
などを入力すると、うまく登録できたらしく、
携帯の画面に自分の電話番号が表示された。
やった〜!

しかも80分のボーナス通話分をくれた。

携帯を買うにあたって、いろいろ調べて勉強になった。
今までSIMフリーとかローミングとか意味知らなかったもん。

もし日本語で携帯を使いたいとか、
安心できる日本の会社のサービスを受けたいなら
KDDIモバイルやHanaCellがある(小舟から教えてもらった)










2011年9月3日土曜日

Plagiarism

1時間目はFundamentals / Ocean Mapping
今日のトピックは「波」
ロスビー波、ケルビン波などなど懐かしい名前が出てきた。
気象学でやったのに覚えていない。

2時間目はResearch Tools in Ocean Mapping
今日のトピックは前回に続きソナー方程式。
Arrayから発せられた音が水中でどのように減衰してTargetに到達するか式で表す。
使う数学が対数だけなので簡単。
楽しい。

その後、Daveから研修生に講話。

IHO / FIG Category A(国際水路測量技術者A級資格)を取るために、
Math for Mappingを受講する必要があるかないか教授陣で検討した結果、
受講しなくても良いことになった。

ただしSpring Semesterで「Geodesy(測地学)」をパスすることが条件。
Math for Mappingを取りたかったけど、生活や英語に慣れない状態では
消化不良になるのが見えているので、この決定は嬉しかった。

その後、Daveからいくつか注意。

・Plagiarism(盗作)は絶対ダメ。1回でもやったらF評価。
・ここではCommunicationこそが最も大事
 皆が欲しいのは知識ではなくcommunicationによって生まれるアイデア
・There is no such thing as a stupid question
 バカな質問などない
・2度同じことを言わせるな

盗作ダメなんてまあ当たりまえやけど、きつく注意していた。
それだけ多いのだろう。

Communicationが大事なのは分かるが、
なにぶん英語が聞き取れないと話すこともできない。
授業中に聞き取れませんと常に言っていると授業が進まなくなる。
なので個人的な時間外の予習、復習で自分がカバーするしかない。


授業が終わって、CCOMで宿題を終わらせてBabcokの寮に帰ってきたら8時。
ヒザムとソーで晩飯をシェア。
ソーはミャンマーから持ってきた総菜とスープ
ヒザムはカレー風ふりかけ。
自分はご飯とオムレツもどきを作って持って行く。
どれも味付けが違う。
ソーの総菜はめちゃ辛い。
ヒザムのふりかけはココナッツの香りがする。
どれも母国から持ってきた大事な食料。

飯を食いながらソーの話を聞いた。
ソーは修士を中国の大学で取った。
中国には3年半いたらしい。
だから中国語を話せるらしい。書くのは難しいと言っていた。
英語もだいたい分かるから彼女はトリリンガル。
みんなたくましいわ。

晩飯の後は久しぶりに小舟とスカイプ。
「この前のハリケーンで南は飛ばされたと思った」とかふざけたことを言う。
生活の知恵(酒はサキと言えば分かるらしい)を教えてもらう。
やはり日本語で話せるのは嬉しい。



2011年9月1日木曜日

kittery outlet

授業が始まった。
いかんせん話すスピードが早すぎて英語が理解できない。
当然、内容も理解できない。
「日本語ならぜったい理解できるのに!」と悔しい。
知っている内容だと推察できるけど知らない内容だとほんと大変。

授業の後、Daveが研修生をkitteryアウトレットモールに連れて行ってくれた。
道路の両側に数kmにわたってアウトレットのお店が点在している。

知らないお店もたくさんあるが、J CREWやらポロラルフローレンやら
バナナリパブリックやら日本でおなじみのお店もちらほら。
COACHやクラークスのお店もある。珍しい。

ナイキでスニーカー(40ドル)とジャージ(45ドル)、
GAPでトレーナー(25ドル)を買った。
他の研修生にはジャージの45ドルは高い!と言われた・・・。
かっこよかったからいいんだ。

コロンビアではフリースが24ドルという破格値で売っていた。
でも今日は様子見で我慢。

その後、道路沿いにある小さな屋台風のお店で夕食(DaveはSupperと言う)
「Whole Clum」という20ドルの料理を頼むとでてきたのが、
・山盛りのクラムの唐揚げ
・フレンチフライ
・ロールパン
・コールスロー
ほとんど揚げ物。
栄養バランスとかナシ。

月曜日はロブスターを1年分は食べて、今日はクラムを1ヶ月分くらい食べた。
量半分でいいから、半額にしてよと思う。

あと駐車場でCAT A(A級水路測量技術者の資格)のことを話していて、
ヒザムにI don't have no CATというと
ヒザムが but you have a dogと返して、皆大爆笑。
ナイスユーモア。
※これは昨日の英語の授業で自己紹介をするとき、

My family is 5, father,mather,grandmather, sister and dogと言ってウケたのを覚えていたらしい。


ヒザムは本当に場の雰囲気を笑いで和ませる達人。
マレーシアのNavyで昇進できるわけだ。