2012年3月9日金曜日

100点と春の夜

昨日まで0℃をちょい上回る気温だったのが、
今日、いきなり15℃近くまで上がった。
晴れた暖かい空気が、春の訪れを感じさせる。

明日から1週間、Spring Break (試験後の小休止)。
先週は、夜遅くまで学生でごった返していた図書館も
数人の学生が勉強しているのみだった。
なんか寂しい。

9時過ぎ、図書館からの帰り道。

遠くには、試験が終わった開放感からはしゃいでいる学生の声。
生暖かい風が暗闇の中を、図書館から寮まで

小川が流れる森の中の道を歩いた。

こういう季節の変わり目を強く感じるとき、
とても寂しく、そして人恋しくなる。

これは動物の本能的な感覚だろうか?
それとも個人的な感覚だろうか?


好きな人が横にいて、一緒に帰れたら幸せなんだろうな。
家に着いたらちょっと窓を開けて、春の風を感じながら
ビールでも飲んで映画でも見ながら、眠りにつく。
うーん、憧れる。

でも心の中に、「もっと追い込んで勉強しろ。1年しかないんだぞ
まだ9時やぞ。このままじゃ胸を張って日本に戻れんやろ。」
と焦る自分がいるのです。

8月20日にアメリカに来てもう半年経った。
あっという間。
英語は全然、話せない。聞き取れない。焦る。

測量の技術的なことは少し分かるようになった。
でもインターフェロメトリとかAUVとかのことは全然リサーチできてない。
焦る。

土日も休まずCCOMに行ってレポート書いたりしているけど
時間が全然足りない。

生産性=時間×効率×能力
としたら、時間は少ししか増えない。
能力は増えない。
効率、つまり集中力を高めて取り組むしかない。

もっと頑張れ!

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今日、Underwater Acoustics (水中音響学)の中間試験が返ってきた。
持ち帰りのOpen Book の試験。
5問中、1問ミスったかなと思ったが結果は100点満点。


結果を受け取りに行った時、Tom 先生が
「Good work. I'm happy」と言ってくれた。

誕生日おかまいなしに、風邪を引くほど、考え抜いた結果なので
かなり嬉しかった。 
Tom は答えの数値が違っていても、考え方が合っていれば○をくれていた。

この授業はかなりタメになるので、今学期一番力を入れて予習・復習をしている。
あと残り2回の試験と3回のプロジェクトも全力を尽くそうっと。

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寮に帰って、ハイネケンのビールを飲みながら
日記を書きました。






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