2012年3月16日金曜日

NGDC 訪問3日目

3日目の金曜日。

■NOAAの研究開発について

NOAA は Operation 中心なので、研究はいろんな大学に
Cooperative institution を作って、そこで行っている。
その例が NGDC とコロラド大学ボルダー校であったり、
CCOM / JHC であったりする。
海洋情報部でも、もっと大学との連携が進めばいいのに。
ただ日本には、Ocean Mapping やHydrography を勉強する大学がほとんどないはず。

■NGDCの役割

NGDCはデータの利用に重きを置いている。
機密データは扱わない。ハッキングに対して保障できないから。
そもそも公開できるデータだけ持っている。

Easy Access
Archive (Preserve)

Public founded survey have to send a data to NGDC
(税金を使って調査したデータはNGDCに送らないとダメですよ)
という法律がある。

すごい。

どうやったらこういう法律ができるの?
と聞いたら、一つはコストだということ。

みんな知っているようにデータの取得にはものすごいお金がかかる。
何百~千万というお金が1回のクルーズには必要。

そのデータをしっかり保存して再利用してもらうのと、
再びデータを取得するコストを計算する。
3ヶ月で280,000,000 ドル(280万ドル)節約できるという試算があると言っていた。

日本でもしっかりした立派なデータセンターを作りたいな。

■データを公開したかったら

まずはNGDCにコンタクトすべし



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