2011年8月27日土曜日

キッチンから見る各国の文化

今日はCCOMのオリエンテーション。

施設、組織の概要やGEBCO研修生は何を学ぶべきか?のレクチャーを受ける
教授、学生、スタッフがジョークを連発しながら説明するのでみんな笑っているが、
自分はその英語が理解できず
その後は施設見学
波を起こす水槽や音響測深機のキャリブレーション等に使う大型水槽がある
機械を工作するドリルやプレス機やらの機械も充実している
さすがOcean Mappingをリードする大学

1日英語漬けで疲れたので、
夕飯は気分転換を兼ねてカレーを作る。
ちなみに近くのマーケット(通称DUMP)での物価はこんな感じ
牛肉スライス6枚が2ドル(160円)
じゃがいも(Yellow potato)は1個57セント(45円)
たまねぎ(Yellow onion)は1個75セント(60円)
練馬の西友に比べて少し安いかな。
あとニューハンプシャー州は消費税が0%が嬉しい。

Babcockの寮ではキッチンは共有。
カレーを作っていると、インドからの留学生がキッチンに来た。
彼はMaterial scienceを専攻していて今年からBabcockに入寮したらしい。
アメリカは3年目なので英語は上手。
彼の夕飯はレンジでチンして終わり。

次にバングラからのGEBCO研修生が来た。
お米とオレンジ色の粒々と玉ねぎを混ぜたものを鍋で炊いている。
聞くとこれがバングラの家庭料理らしい。
それに玉葱のみじん切り入りのオムレツ。
少し味見させてもらうと、味がはっきりしない料理。。

次にインドネシアからの留学生ソフィアンが来た。
彼は奥さんと6ヶ月の子供を残して、修士を取りに来た。
同郷からの留学生が他にいないのと、
2年間はインドネシアに戻れないらしくさみしそうだ。
Geochemistryを専攻していると言っていた。
彼は料理ができないらしく、自分達が料理しているのを見て「料理を学ぶ」と言う。
さっそくサラダ用のチキンを持って来て、フライパンで焼いている。
味付けは勿論、火加減もできないようでみんな見ていてハラハラ。

次の日の夜、キッチンで焼飯を作っていると、
スリランカからのGEBCO研修生が来て料理を始めた。
バングラからの留学生と同じように、お米とオレンジの粒々を混ぜたものに、
カレー粉を加えて鍋で料理している。
スリランカとバングラは近いだけに食文化も似ている。
なんか妙に関心してしまう。

あと当たり前のことだが東南アジアはお米文化を共有している。
UNHの学食にはピザ、パスタ、ハンバーガー、ホットドックが圧倒的に多いが、
東南アジアから来た研修生はそれを見ながら「お米がいい」と言っていた笑
自分も例外ではなくそう思った。

キッチンで食事を作ることは楽しい。
料理を説明することは英語の勉強にもなるし、
ささいな会話から各国の文化を知るきっかけにもなる。

と言いつつ、自分にとっては自炊は体調管理のために重要。

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